2016年9月23日金曜日

澁谷實「てんやわんや」

獅子文六の『てんやわんや』を読んだ。
これは映画化に向いたどたばた喜劇だと思った。
そうしたら、やはり映画化されていた。
昭和25年。主役の犬丸順吉は佐野周二。思っていたよりいい男だった。
花輪兵子は淡島千景。奔放なキャラクターとして小説では描かれているが、思っていたよりきれいな人だった。
宇和島では藤原鎌足がいい味を出しながら饅頭を食べていた。