2020年6月20日土曜日

ジョン・スタージェス「老人と海」

ヘミングウェイの『老人と海』を読んだとき、思い出したのは、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』だ。
ずいぶんひさしぶりにこの映画を観たけれど、どうしたわけか相米慎二「魚影の群れ」を思い出した。
サメが登場する場面の音楽は、昔からこういう曲なんだなと思った。

2020年6月8日月曜日

熊井啓「黒部の太陽」

吉村昭の小説に『高熱隧道』という黒部峡谷のトンネル工事を題材にした長編小説がある。
工事現場の岩盤は熱く、摂氏70度を超える。
ダイナマイトが自然発火したという。
この映画のトンネル工事の舞台は、関電トンネル。
長野県大町と富山県立山町を結んでいる。
高熱隧道のシーンが回想される。
トンネル工事の撮影場所は、建設会社の工場内に再現されたという。
熾烈な工事を再現する過酷な撮影現場もさることながら、(三船プロダクションと石原プロモーションによる)独立プロダクション製作というかつてない困難な道を切り拓いた大作である。

2020年6月5日金曜日

チャン・フン「タクシー運転手」

韓国映画をひさしぶりに観た。
ずいぶん前にもよく観たことがあったけれど、あまり記憶に残っていない。
思い出せるのは、「大統領の理髪師」「南極日誌」「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」くらいか。
要するにソン・ガンホとチョン・ジヒョンを憶えているに過ぎない。
この映画もソン・ガンホ。
時代背景としては「大統領の理髪師」より後だが、似た空気を宿しているように思う。
たいへんおもしろい映画であった。

2020年6月3日水曜日

アルフレッド・ヒッチコック「サイコ」

観たつもりでいてちゃんと観てなかった映画のひとつ。
ずいぶん昔に五反田駅に近い川沿いの映画館で観たつもりだった。
たしか「レベッカ」と二本立てだったような気がしているが、人の記憶はあてにならない。
睡魔に襲われたのかもしれない。
こうして観てみると、やはりホラーサスペンス映画だ。
音楽が素晴らしい。
ヒッチコックの映画だから当然彼も出演しているはずだろうが、気が付かなかった。