2018年9月28日金曜日

スタンリー・キューブリック「時計じかけのオレンジ」

映画をさほど多く観ていないせいもあるが、キューブリックの作品は「2001年宇宙の旅」くらいしか知らない。
この映画の原題はA Clockwork Orengeという。
「時計じかけのオレンジ」とは何とも興味をそそる邦題だと思っていた(そのわりには長いこと観ることはなかったが)。
キューブリックらしい奇抜な映画だった(らしいなどと言うほど観てはいないのだが)。
まばたきできない状況というのは側で観ていても辛かった。

2018年9月21日金曜日

遠藤尚太郎「築地ワンダーランド」

築地市場(東京都中央卸売市場)の豊洲移転まで秒読み段階に入った。
場内の飲食店は早朝から昼までどこも行列行列の大混雑である。
築地には築地独自のシステムがある。
江戸の昔から培ってきた商売のしくみが今も息づいている。
そしてその現場にカメラが入った。
たいへん貴重なドキュメンタリーである。

2018年9月20日木曜日

フィルダ・ロイド「マンマ・ミーア!」

結婚式を目前に控え、父親さがしをする娘。
舞台はギリシャ。エーゲ海に浮かぶ小島。圧倒的な風景とたたみかけるアバのヒット曲。
多少つまらない映画だったとしても許される要素はいくらでもあったのに、思いがけなくハッピーな結末。
いずれ名作と呼ばれる映画になるかも知れない。

2018年9月19日水曜日

上田慎一郎「カメラを止めるな!」

話題作をタイムリーに観ることはあまりない。
もっと観なくちゃと思う映画がたくさんあるからだ。
この映画は多くの人から注目されていたようだ。
遅ればせながら観た。
おもしろいとしか言いようがない。
舞台裏的なドラマは珍しくはないけれど、映像制作に携わる者たちの無益無駄無意味と思える努力の数々に哀愁すらおぼえる。
観てよかった。