ユジク阿佐ヶ谷で観ることができた。
インタビュー映画でヴィヴィアン・メイヤーという写真家の生涯の、ほんの少ししかたどりつけていない。そのもどかしさがますます彼女の存在をミステリアスにする。
オークションで手に入れた大量のネガからこの映画ははじまる。未現像のフィルムもあったという。
銀塩写真だからいいんだ。大量の画像データの入ったハードディスクだったらPCでスクロールしておしまいだ。
フィルムに露光して、現像し、紙に焼くからこそ写真なんだ。
今となっては無駄と思えるプロセスがこの映画の証言を響かせている。