シベリアに抑留されていた兵士たちの間で歌われた曲が「異国の丘」である。
作詩の増田幸治も抑留者だったという。
終戦後最後まで内地に戻れなかったのがシベリア抑留者だった。家族は何年も不安なまま日本で夫の、父の、息子の帰還を待った。
まさにこの映画のように。
林芙美子の短編「下町」を思い出した。
夫のシベリアからの帰りを待つ妻りよが主人公だ。行商で静岡のお茶を売って歩いた。四つ木あたりが舞台だった。
2016年4月19日火曜日
2016年4月17日日曜日
2016年4月14日木曜日
成瀬巳喜男「怒りの街」
先日観た「薔薇合戦」と同じく原作は丹羽文雄。同じく原作は読んでいない。
ロケシーンが多い。銀座あたりはわかるけれど、ほとんど場所がわからない。
戦後の混乱期が映し出されている。
三島由紀夫『青の時代』でとりあげられた光クラブ事件も言及されている。
成瀬映画の中では失敗作と評価されることが多いという。
すべての映画で成功する映画監督なんていない。
ロケシーンが多い。銀座あたりはわかるけれど、ほとんど場所がわからない。
戦後の混乱期が映し出されている。
三島由紀夫『青の時代』でとりあげられた光クラブ事件も言及されている。
成瀬映画の中では失敗作と評価されることが多いという。
すべての映画で成功する映画監督なんていない。
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