2020年1月20日月曜日

山崎貴「ALWAYS三丁目の夕日'64」

正月休みに録画した「ALWAYS三丁目の夕日」を立て続けに観た。
この映画の見どころは、コンピュータグラフィックスで再現されたなつかしい東京の風景、そして細かに描かれた小道具の数々など当時のシズル感ではあるけれど、何より素晴らしいと思えるのは、茶川竜之介(吉岡秀隆)と古池淳之介(須賀健太)の会話である。
ふたりの演技は秀逸なのだが、とりわけ吉岡の劇中劇的な、芝居には感嘆する。
淳之介に言いたくない台詞を言う、とりたくない態度をわざととる。
そんな芝居が観ているものをしっかり泣かせてくれる。
間に入ったヒロミ(小雪)も難しい表情を見事に演じている。

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