2020年5月29日金曜日

サム・ペキンパー「昼下がりの決斗」

主役は元保安官のジャッドだと思うけれど、「スティング」のように主役が複数という映画はよくある。
最後に生き残るのはどっちだろうなどと余計なことを考えてしまう。
西部劇というと乾いた質感、彩度の低い映像を思いうかべるが、色鮮やかな映画だった。
さすがアメリカのシネレンズと思った(機材のことまではわからないけど)。

2020年5月25日月曜日

井上梅次「嵐を呼ぶ男」

すぐ近くを山手線の電車や貨物列車が通り過ぎていく。
石段を上がったところに主人公国分正一の実家であるアパートがある。
裕次郎坂と名付けた人がいるという。
当時の人ではないし、その時代に観たわけではないから、映画については何とも言えないが、やっぱり石原裕次郎って人はスターなんだなと思う。
こんど裕次郎坂を見に行こう。

2020年5月22日金曜日

舛田利雄「あゝひめゆりの塔」

1968年。
沖縄は、まだ占領下にあった。
戦後の日本がいちばん熱かった年につくられた映画である。
思っていた以上にゆさぶられるものはなかった。
なぜだろう。
淡々と沖縄戦を追いかけた映画という印象だ。

2020年5月20日水曜日

チャールズ・チャップリン「独裁者」

NHKBSでまたしてもチャップリン。
1940年公開という。
微妙な時期に微妙な映画をつくったものだと思う。
他の作品(もちろんすべてを観たわけではないが)とくらべても、ツッコミが浅い。
チャップリンが何を訴えたかったのか、世の中に何を残したかったのかがよくわからなかった。

2020年5月1日金曜日

ルネ・クレール「巴里の屋根の下」

パリを舞台にした映画は数知れない。
手狭なアパートメントの前で歌を歌っていたジーン・ケリーを思い出す。
パリに行ったことはない。
きっとこんな街並みがあるんだろうなと思いながら観た。