この映画から、新たな映画やエンターテインメントが誕生していった。
時間軸のなさをスケール感で補っているようにも思う。
それにしてもこの映画の舞台となった時代の青少年たちはろくでもない縄張り争いや抗争をくりかえしていたようだ。
もちろんその背後に自由主義経済、移民、貧困といった問題が浮かび上がってくる。
1961年といえば、ジョン・F・ケネディが大統領に就任した年であり、それ以降、ベトナムに対するアメリカの軍事介入が強まる。
この映画で描かれている社会問題がベトナム戦争の拡大に結びついているのではないかという考えは少し穿ちすぎかもしれないが、ここに登場する若者たちの多くが戦場に送り出されたことは(たぶん)たしかなことだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿