2024年10月29日火曜日

デヴィッド・リーン「戦場にかける橋」

録画してあった「戦場にかける橋」を観た。
たぶんずっと前に観たことはあると思うが、もう忘れている。クライマックスに向かうところなどずいぶん手が込んでいる。それにしてもあの爆破シーンはどうやって撮ったのだろう。ミニチュアか?まさか?
ビルマ(今のミャンマー)まで進軍していたというのは太平洋戦争初期の頃でまだ大日本帝国陸軍がイケイケドンドンだった時代だ。そんな景気よさを南房総七浦村が生んだハリウッドスター早川雪洲が巧みに演じている。

早川雪洲は房州千田の出身である。今の南房総市千倉町の西端に位置する千田、大川、白間津はかつては七浦村だった。白間津は母が生まれ育った集落であり、大川には伯母たちが住んでいた。今もいとこたちが白間津、大川に住んでいる。
早川の実家はあわびの養殖などしていたようである。そのために古くから渡米し、その技術を学んだという。僕の叔父は就職した広告会社を5年で退職し、ニューヨークに渡っている。どこで英語を学んだか知らないが、英語でコミュニケーションすることに抵抗を感じない風土がそこにあったのかもしれない。



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