戦後30年以上経た1978年。僕は大学生になった。
大学には平和憲法を守るんだと声を上げる若者たちが多くいた。
寝台特急さくらをジャックするクーデター。憲法を改正し、ふるきよき美しい日本を取り戻そうと行動を起こす元自衛隊員がいる。
元自衛隊員の妻は吉永小百合。彼女とかつて将来を誓い合った雑誌記者が山本圭。
複雑な人間関係がひとつの列車に乗り合わせる。
三國連太郎、丹波哲郎、佐分利伸、大地喜和子、高橋悦史、さらには岡田嘉子に渥美清とキャストも豪華な作品だ。
ラストシーン。銀座の歩行者天国を闊歩する若者たち。平和を当たり前のことのように思っていた自分が映っているようだ。
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