2017年5月17日水曜日

崔洋一「血と骨」

2004年の公開時に観た映画をもういちど。
あらためて観てみると、俊平の息子正雄はテレビドラマ「下町ロケット」で帝国重工の研究員だった新井浩文だったとわかる。濱田マリが連れてきた長女はファブリーズのCMでおなじみの平岩紙だ。かまぼこ職人からやくざの親分になった北村一輝も当時はおそらくその名を知らなったと思う。
原作は梁石日の同名小説となっているが、むしろ作者の回顧録である『修羅を生きる』に基づいていると思う。
原作者の父親がほんとうにこんな人であったとするならば、これはちょっとした恐怖映画である。

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