2019年11月12日火曜日

古川卓巳「太陽の季節」

終戦から10年が過ぎ、民主主義を植え付けられた子どもたちが時代の表舞台に登場する。
この映画は(原作も含めて)、その時代をシャープに切りとった作品といえる。
ところがこうして今観てみるとどうもピンとこない。
あまりに現実ばなれした感がある。
もちろん同時代を生きてきたわけではないから、腑に落ちない点は多々ある。
僕にとっては過去のある特殊な若者風俗としか映らなかった。

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