2020年8月16日日曜日

フランクリン・J・シャフナー「猿の惑星」

先日、南房総に墓参りに行ってきた。

幼少の頃は夏休みになると祖父が迎えに来てくれて、姉と3人、両国駅から列車に乗って行ったものだが、アクアラインができて以降、房総、とりわけ内房の旅はモータリゼーションが急速に進んだ。往きも帰りも高速バスである。気がつけば、僕たちを連れに来た祖父の年齢になっている。

往復のバスのなかで村上春樹の『一人称単数』を読んだ。

人間のことばをしゃべる猿が登場する短編がある。だからというわけではないけれど、猿のことばをしゃべる人間が登場する映画を観た。

 1968年、50年以上前の作品。

子どもの頃は、学校でもちょっとした話題になった映画だった。なにせ猿の方が人間より進化しているなんて、それだけでもじゅうぶんおもしろい。

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