以前、国立近代美術館フィルムセンターでの上映を見逃してしまった映画。
林芙美子の短編「下町」は先行きの見えない主人公りよの生きざまを持ち前の明るさで描き上げている秀作だ。映画化されていると知って、フィルム上のりよはどう描かれているのか、ぜひいちど観てみたいと思っていた。
神保町シアターで「吉屋信子と林芙美子 女流作家の時代」が特集されている。「稲妻」「放浪記」「泣蟲小僧」と並んで「下町」もプログラムされていた。
りよを演じるのは山田五十鈴、鶴石は三船敏郎。
思っていた以上にしっかり前を向いて(おそらく荒川土手だろう)歩いていた。
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