2018年7月11日水曜日

マルク・フィトゥシ「間奏曲はパリで」

ノルマンディで夫と畜産を営むブリジット(イザベル・ユペール)がある日夫に嘘をついて二泊三日でパリへ小旅行に出かける。
三日間は冒険でもあり、放浪でもある。
パリには行ったことがない。
ブリジットのように歩けばいいのかも知れない。恰好のパリ入門映画である。
パリを彷徨うおばさんのホールデン・コールフィールドみたいだ。
夫(ジャン=ピエール・ダルッサン)がこっそり後を追う。
失意のまま息子のアクロバットを観る。ここがいい。

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