2018年12月9日日曜日

山田洋次「家族」

この映画を観たのは中学生の頃だ。
校外学習だったか、区の文化センターで上映された(うっすら記憶に残っている)。
長距離列車や夜汽車、大阪万博がまだ身近な時代だった。
出演者はきわめて少ない。
長崎西彼杵郡の島から北海道の中標津まで、ゲリラ的なロケーション撮影だったと知ったのはつい最近になってからだ。
地元の人たち(一般の方々)とのふれあいが描かれる。
リアリティがある。
そのなかに溶け込むような倍賞千恵子の演技がすばらしい。
1970年の上野駅周辺にはまだ都電が走っていた。

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